放射性物質対応集塵装置
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お問合せ内容
原子力発電所の廃炉を見据えた、原子炉室解体時に発生する放射能を含んだ粉じんを吸引対象とした集塵装置です。建屋内に集塵装置が搬入できるように、一般扉を通過できるサイズで設計することが条件でした。勿論放射性粉じんを大気に放出しないシステムにすることは絶対条件でした。
トラブルの概要・背景
屋外に集塵装置を設置して、原子炉室までホースを数十メートルつないで集塵する方式では、ホースのつなぎ目が外れがた場合、放射性物質を室中に撒き散らす危険がありました。このことを解消するために原子炉室に集塵装置を持込むことができれば安全性が飛躍的に向上するので、原子炉建屋の奥深くにある原子炉室へ持込める集塵装置が必要でした。
導入効果
原子炉室に集塵装置を持込むには、狭い廊下と扉を抜ける必要がありました。幅900mm、高さ1800mm以下にバグフィルタ、HEPAフィルタ、ブロワなどの部品を組込み、且つ人力で移動させるため重量もできる限り軽量化が望まれました。すべての条件をクリアーして完成したのがこの集塵装置です。原子力発電所用に開発しましたがアスベスト除去の現場でも大活躍しました。
今後の原子力発電所の廃炉に関わる粉じん処理問題を含め、狭い、高さ等スペースの無い設置に関わることでお困りの方は、是非「集塵装置株式会社」のホームページよりご相談ください。